広告を出稿する
広告出稿では、Google・Meta・TikTok・Yahoo!・Amazon など 10 媒体へ Cascade からキャンペーンを作成できます。作成方法の選び方、8 段階の手順、AI 下書きと下書きの保存、媒体ごとの設定を説明します。
著者: Cascade
広告出稿を使うと、連携済みの広告媒体へ Cascade からキャンペーンを作成できます。配信先の選択から目的・予算・ターゲティング・クリエイティブの設定、配信開始まで、媒体の管理画面に切り替えずに進められます。遷移先 URL を入力すると、見出し・説明文・キーワード・キャンペーン名を AI が下書きします。
左メニューの[広告出稿]から開きます。初めて開いたときは案内画面の[広告を出稿する]を押します。

対応している媒体
配信媒体を選ぶと、その媒体で使えるキャンペーン目的とタイプだけが表示されます。
媒体 | 作成できるキャンペーンタイプ |
|---|---|
Google広告 | 検索、P-MAX、デマンド ジェネレーション、ディスプレイ、ショッピング(通常/P-MAX)、アプリのインストール/エンゲージメント/事前登録 |
Meta広告 | 認知度、エンゲージメント、トラフィック、リード、売上、Advantage+ カタログ広告、アプリの宣伝、WhatsApp 誘導 |
TikTok広告 | リーチ、動画視聴数、コミュニティインタラクション、トラフィック、検索広告、リードジェネレーション、カタログ広告、ウェブサイト販売、アプリプロモーション、アプリリターゲティング、GMV Max、TikTok Minis |
Yahoo!広告 検索 | 標準、動的検索連動型広告、アプリ訴求 |
Yahoo!広告 ディスプレイ | コンバージョン、来店促進、アプリ訴求、サイト誘導、ブランド認知、動画再生(商品リスト訴求・友だち追加は既存キャンペーンへの広告グループ追加のみ) |
Amazon広告 | スポンサープロダクト(ASIN を選ぶだけの出稿を含む)、スポンサーディスプレイ、スポンサーブランド、ストリーミングTV広告(新規キャンペーンのみ) |
Apple広告 | 検索結果、検索タブ、Today タブ、プロダクトページ |
X広告 | ウェブサイト誘導、売上、リーチ、エンゲージメント、フォロワー獲得(新規キャンペーンのみ) |
Microsoft広告 | 検索、オーディエンス、P-MAX |
SmartNews広告 | トラフィック、販売促進、認知(日本円建ての広告アカウントのみ) |
OpenAI広告 | インプレッション最大化、クリック最大化、コンバージョン最適化 |
ご利用にあたっての前提
広告出稿は Business プランの機能です。
オーナー・管理者・編集者が利用できます。閲覧者・ゲストは開けません。
出稿する媒体の広告アカウントを、左メニューの[設定]>[外部連携]で連携しておきます。未連携の媒体は、配信媒体の選択画面で[連携する]から連携できます。
OpenAI広告の連携は、オーナーと管理者が行えます。
広告表現チェックの承認フローを有効にしている場合は、承認後に出稿できます(広告表現チェックを使う)。
操作手順
画面上部のステッパーに、進み具合と選択中の媒体が表示されます。各画面の[次へ]で進み、[戻る]で戻れます。
1. 作成方法を選ぶ
作成方法 | 内容 |
|---|---|
新しく広告キャンペーンを作成 | 媒体・目的・ターゲットを新しく設定し、キャンペーンから作成します。 |
広告グループを作成 | 既存のキャンペーンを選び、その配下に広告グループと広告を追加します。キャンペーンの設定は引き継がれます。X広告では選べません。 |
既存の広告グループに広告を追加 | 既存のキャンペーンと広告グループを選び、広告だけを追加します。予算や配信設定は追加先の広告グループの設定をそのまま使います。Meta広告で使えます。 |
下書きから作成 | 保存済みの下書きから作成を再開します。下書きが無いときは選べません。 |
2. 配信媒体を選ぶ

連携済みの媒体から配信先を 1 つ選びます。Yahoo!広告は、続く画面で検索広告かディスプレイ広告かを選びます。Amazon広告で複数の広告アカウントがあるときは、使うアカウントを選びます。Amazon広告で出稿に必要な情報が不足しているときは、アカウントを選ぶと「再認可が必要です」が開きます。[外部連携へ]で外部連携ページを開き、Amazon広告の行の「確認事項」から再認可します。
3. キャンペーン目的を選ぶ

「認知」「サイト流入」「リード獲得/問い合わせ」「購入/CV」「アプリインストール」から 1 つ選びます。選んだ媒体で使える目的だけが表示されます。
4. キャンペーンタイプを選ぶ

目的に合うキャンペーンタイプを選びます。Amazon広告では「ASIN を選ぶだけで出稿(Amazon SP)」も選べます(後述)。
5. キャンペーンの基本情報を入力する

表示される項目は媒体とキャンペーンタイプで変わります。主な項目は次のとおりです。
項目 | 内容 |
|---|---|
遷移先 URL | 広告のリンク先です。入力して次へ進むと、AI がページを読み取り、以降の画面の見出し・説明文・キーワードを下書きします。「AIが生成する言語」で下書きの言語を変えられます。 |
キャンペーン名 | 「名前の候補(押すと入ります)」から選ぶか、直接入力します。候補は過去の命名規則とページの内容から作られます。 |
配信地域 | 「市区町村で指定」または「地図でピンを指定」で選びます。Google広告・Microsoft広告では「地域の対象」も選べます。 |
ターゲット属性・オーディエンス | 年齢・性別・世帯収入、ライフイベント、詳しいユーザー属性、カスタム セグメント、オーディエンスリストなど。媒体により項目が異なります。 |
配信先・配信スケジュール | 配信ネットワークやデバイス、曜日×時間帯の指定。Microsoft広告ではオーディエンスネットワークや検索パートナーへの配信も選べます。 |
6. 予算と入札戦略を設定する

「予算・期間」で 1 日あたりの予算または通算予算と、配信期間(開始日・終了日)を入力します。終了日を決めない場合は「終了日を設定しない」にチェックを入れます。金額は連携した広告アカウントの通貨で入力します。最低予算や注意は画面に表示されます。
「入札戦略」では、コンバージョン数の最大化、目標 CPA、目標 ROAS などから選びます。戦略に応じて「目標指標の数値」「入札価格の上限」の欄が表示されます。媒体によってはフリークエンシーキャップも設定できます。Google広告では、既存のポートフォリオ入札戦略を割り当てられます。
7. 広告グループとクリエイティブを設定する

広告グループ名と、ターゲティング・キーワード・クリエイティブを設定します。右側のプレビューに、入力内容の広告イメージが表示されます。
項目 | 内容 |
|---|---|
ターゲティング | 年齢・性別・興味関心・オーディエンス・除外オーディエンスなど。オーディエンス管理で作成したリストも選べます。 |
検索キーワード | キーワード・マッチタイプ・除外キーワードを設定します。AI 下書きの候補を編集して使えます。 |
クリエイティブ | 画像生成・動画生成で作った素材や、ライブラリーの素材から選びます。Meta広告では既存の投稿も選べます。必要な枚数・比率は画面に表示されます。 |
見出し/説明文/広告テキスト | 媒体の文字数制限内で入力します。AI 下書きが入っていれば、そのまま使うか編集します。[バリエーションを生成する]で候補を追加できます。 |
複数の広告グループを一度に作る媒体では、画面上部のタブで[広告グループを追加][この広告グループを複製][この広告グループを削除]ができます。一度に作れる本数はキャンペーンタイプごとに上限があります。
複数の広告は広告ごとのタブで切り替えて入力します。
ライブラリの素材を選ぶ画面では、条件に合わない素材に「比率が非対応」「サイズが非対応」「形式が非対応」「容量が上限超過」と表示され、選べません。タイルをダブルクリックすると原寸で確認できます。
8. プレビューで確認し、[完了]を押す

「キャンペーン概要」に入力内容がまとめて表示されます。内容を確認して[完了]を押すと、Cascade から媒体にキャンペーンが作成されます。
承認フローを有効にしている場合は[チェックを依頼する]を押します。承認されるまで「承認待ち」と表示され、承認後に[完了]で出稿できます。承認した時点の内容で出稿されます。
UTM管理のコードを使う設定にしていると、着地 URL に UTM が自動で付きます。付かない場合は理由が表示されます。
完了画面に「広告の出稿が完了しました」と作成した広告グループの本数が表示されます。[トップに戻る]で作成方法の選択に戻ります。
OpenAI広告は媒体の審査を通過してから配信が始まります。審査状況は完了画面に表示されます。
下書きを保存・再開する
入力の途中で画面右上の[一時保存]を押すと、「下書きを保存」で新しい下書きとして保存するか、既存の下書きに上書きするかを選べます。タイトルを付けて保存します。承認依頼中・承認済みの下書きには上書きできません。
再開するときは、作成方法の「下書きから作成」を押します。「保存済みの下書き」の一覧から選び、[作成を再開]を押します。一覧にはタイトル・作成者・作成対象・キャンペーンタイプ・追加日が表示されます。不要な下書きは一覧から削除できます。
前回の入力が残っている状態で開くと、「前回の入力の続きを表示しています」と表示されます。[続ける]で続きから、[新しく始める]で最初から入力します。新しく始めるときは、前回の入力を下書きに保存するかを選べます。
AI 下書きについて
遷移先 URL を入力して次へ進むと、AI がページの内容を読み取り、次の項目を下書きします。下書きは空欄にだけ入り、入力済みの欄はそのまま残ります。
見出し・説明文・広告テキスト(媒体の文字数制限に合わせて生成)
検索広告のキーワード候補
キャンペーン名・広告グループ名の候補
ブランドガイドラインを登録していると、表記ルールやトーンが下書きに反映されます。下書きは編集して使えます。一部の欄だけ候補を用意できなかった場合は、その旨が画面上部に表示されます。生成できなかったときは、手入力するか各欄の生成ボタンを使います。
URL や「AIが生成する言語」を途中で変えると、以前の内容向けの下書きである旨が表示されます。[現在のURLで作り直す]または[選択中の言語で作り直す]で作り直せます。
広告にリンク先の欄がないキャンペーンタイプでは、「参考にするページのURL」を入力します。この URL は下書きの参考にだけ使い、媒体には送りません。
Amazon広告の「ASIN を選ぶだけ」出稿
Amazon広告では、広告する商品の ASIN を選ぶだけでスポンサープロダクト広告を作れます。キャンペーンタイプの選択画面で「ASIN を選ぶだけで出稿(Amazon SP)」を押します。Amazon の推奨値をもとに、最大 3 本のキャンペーンをまとめて作成します。
商品と目標 — 広告アカウント(出品者/ベンダー)を選び、ASIN を入力または検索して追加します(最大 10 件)。キャンペーン名の接頭辞・月予算(任意)・キーワード数(既定 10・最大 50)・目標 ACoS(%)を設定します。
下書きの確認 — オートターゲティング・キーワードターゲティング・商品ターゲティングのキャンペーン案が表示されます。商品ターゲットは「成約しやすい商品」「一緒に見られている類似商品」「一緒に買われやすい補完商品」の理由付きで最大 20 件が提案されます。各値の出典は「推奨」「クリック見込み」「推奨なし(手入力)」で示されます。内容を確認・編集して作成します。
作成結果 — キャンペーンごとに「作成しました」または「作成できませんでした」と理由が表示されます。失敗した分だけをやり直せます。
目標 ACoS を登録すると、作成したキャンペーンは入札額の自動最適化の対象になります。登録はオーナー・管理者が行えます。出品者アカウントでは ASIN から SKU を自動で解決し、解決できない ASIN は下書きから外れます。
通常の手順で出品者アカウントがスポンサーブランドを作るときは、ブランドの選択が必須です。
Meta広告のカタログ広告で商品を確認・修正する
キャンペーンタイプ「Advantage+ カタログ広告」では、広告グループの画面で商品カタログと商品セットを選ぶと、「商品セットの商品」に含まれる商品が一覧表示されます。商品画像・商品名・価格・在庫状況を出稿前に確認し、[編集]でその場で直せます。
項目 | 入力できる値 |
|---|---|
新しい価格 | その商品の通貨で入力します。0 より大きく 1,000,000,000 以下です。円のように小数を持たない通貨は整数のみです。空欄のままにすると価格は変更しません。 |
在庫状況 | 在庫あり/在庫切れ/予約受付中/注文可/販売終了などから選びます。 |
説明 | 1〜5,000 文字 |
保存すると出稿を待たずに商品カタログへ反映され、同じカタログを使う配信中の広告にも影響します。在庫状況を「在庫切れ」にすると、媒体側の在庫数は 0 になります。フィードで管理しているカタログでは、次回のフィード更新でこの変更は上書きされます。連携中の広告アカウントのビジネスが所有していないカタログの商品は変更できません。
TikTok広告の Upgraded Smart+ で作成する
TikTok広告のコンバージョン・リードジェネレーション・アプリプロモーションでは、基本情報の画面に「作成方式」があります。「Upgraded Smart+ で作成する」にチェックを入れると、TikTok が配信・入札・クリエイティブの最適化を自動で行う方式で作成します。既定はオフです。
オンにすると、誘導アクション(CTA)は自動選択になり、TikTok アカウントの指定が必須になります。Upgraded Smart+ での作成には、TikTok 側で広告アカウントの利用許可が必要です。未許可の場合は作成時にエラーになります。
Yahoo!広告 ディスプレイのオーディエンス
広告グループの画面で、「配信」と「除外」にオーディエンスリストをそれぞれ 100 件まで指定できます。候補にはリスト名とあわせて、種別とリーチが表示されます。
「共通オーディエンス」では、LINEヤフーが提供する興味関心・購買意向・属性/ライフイベントのオーディエンスを名前で検索し、「配信に追加」または「除外に追加」できます。下位カテゴリを持つものは、カテゴリ全体としても選べます。
[サーチキーワードリストを作成]を押すと、入力したキーワードを Yahoo! JAPAN で検索したユーザーのリストをその場で作れます。キーワードは改行またはカンマ区切りで最大 100 件、1 件 80 文字までです。「ユーザーの拡張範囲」は「広い(媒体の既定)」か「狭い」を選びます。作成直後は集計中のため、リーチは 0 と表示されます。
出稿後の管理
出稿したキャンペーンは、Cascade からも編集・管理できます。
予算・入札戦略・ステータス・目標数値の変更と、広告文・クリエイティブ・ターゲティングの編集(キャンペーンを管理する)
配信状況と成果の確認(成果分析とは)
審査落ちの検知と修正提案(キャンペーン管理の「審査アラート」)
AI による予算・キーワード・クリエイティブ・コピーの最適化(広告最適化(AI 最適化)を使う)
こんなときは
症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
「入力内容にエラーがあります。各項目をご確認ください。」と表示される | 必須欄の入力漏れや、文字数・形式の不備があります。 | 赤く表示された項目を修正します。 |
「入力内容が変わったため、この画面を確認して「次へ」を押してください。」と表示される | 前の画面の変更で、後の画面の内容を確認し直す必要があります。 | 各画面を確認し、[次へ]で進み直します。 |
配信媒体の選択で媒体に[連携する]と表示される | その媒体の広告アカウントが未連携です。 | [連携する]を押して連携します(外部連携とは)。 |
「この操作にはリーガルチェックの承認が必要です」と表示される | 広告表現チェックの承認フローが有効です。 | プレビュー画面の[チェックを依頼する]で承認を依頼し、承認後に出稿します。 |
「広告グループ「◯◯」の作成に失敗したため…すべて取り消しました」と表示される | 複数の広告グループのうち、媒体がいずれかを受け付けませんでした。この送信で作った分は媒体に残っていません。 | 表示された理由を直し、[完了]をもう一度押します。 |
「キャンペーンは作成されましたが、広告グループの作成に失敗しました」と表示される(OpenAI広告) | キャンペーンだけが媒体に作られた状態です。 | 再送信せず、作成方法の「広告グループを作成」でそのキャンペーンを選び、続きから作成します。 |
「出稿処理に失敗しました」と表示される | 媒体側で入稿が受け付けられませんでした。 | 入力内容を確認して再度お試しください。解決しない場合はサポートにお問い合わせください。 |
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