コンバージョン経路分析とは
コンバージョン経路分析は、指定したコンバージョン(CV)を達成したユーザーが、どのような経路(イベントの流れ)を経てコンバージョンに至ったかを分析する機能です。 すべてのユーザーの行動を見るのではなく、コンバージョンしたユーザーのみに絞って経路を確認できる点が特徴です。
著者: Cascade
最終更新日: 2025年12月22日
分析のポイント
この分析を通じて、以下の傾向や課題を発見できます。
• コンバージョンしたユーザーがよく通る代表的なルート
• コンバージョンにつながりやすい行動パターン
• ユーザーが集中するルートや、離脱が起きやすいポイント
コンバージョン経路分析を利用する
分析の設定方法と、グラフの見方を説明します。
操作手順
1. 表示するイベントとコンバージョンを設定する
2. グラフを確認する
3. 経路を詳細に確認する
1. 表示するイベントとコンバージョンを設定する
分析の対象となるイベントと、ゴールとなるコンバージョンを設定します。
1. [表示するイベント]タブで、分析に使用するイベントを10個選択します。 ※初期状態では、発生数の多いイベントが自動的に10個選択されています。

2. [コンバージョン]タブで、分析したいコンバージョンイベントを選択します。 ※コンバージョンには、手順1で選択した10個のイベントに含まれるもののみ設定できます。

2. グラフを確認する
設定が完了すると、コンバージョン経路のグラフが表示されます。 グラフ内の数値は、それぞれ以下を表しています。
• 一番上の数値:対象となる全ユーザー数
• パーセンテージ:全ユーザーのうち、その経路を通った割合
• 括弧内の数値:コンバージョンしたユーザーのうち、その経路を通った人数

3. 経路を詳細に確認する
グラフ内のバー(経路の要素)を押すと、その後の経路が表示されます。 この操作を繰り返すことで、ユーザーが次にどこへ進んだかを段階的に確認できます。

イベント選択のコツ 表示できるイベントは10個に限られるため、イベントの選び方が分析結果に影響します。 最初は「イベント数が多い上位10個」から分析を始め、仮説が立ってきたら「コンバージョンに近いイベント」や「重要なステップ」に入れ替えて確認することをおすすめします。

