流入元分析(リファラル)とは
流入元分析では、GA4 の流入を流入チャネル・参照元・UTM など 18 の軸と任意の副ディメンションで分け、アクティブユーザー・セッション・キーイベント・収益などの指標を比べられます。グラフ・AI レポート・保存と共有の手順も説明します。
著者: Cascade
流入元分析を使うと、Google Analytics(GA4)の流入を、流入チャネル・参照元・UTM などの軸ごとに分けて比べられます。アクティブユーザー・セッション・キーイベント・収益などの指標を軸ごとに見て、成果に貢献している経路を見つけられます。左メニューの[分析]>[サイト分析]を開き、分析手法の「流入元分析」から開きます。
できること
項目 | 内容 |
|---|---|
表 | 主ディメンション(任意で副ディメンション)ごとに、選んだ指標を一覧します |
グラフ | 「グラフ表示」にチェックした行(上位 5 件)を期間の推移で描きます |
AI レポート | 表示中のデータから「今期のまとめ」と「次にやること」を生成します |
保存と共有 | 条件をレポートとして保存し、メンバーを招待して共有できます |
ご利用にあたっての前提
Free プラン・Business プランのどちらでも使えます。
Google Analytics(GA4)の連携が必要です。未連携の場合は「Google Analyticsと連携されていません」と表示されるので、[Google Analyticsと連携する]から連携してください。
GA4 に反映されたデータを読み込みます。GA4 側に反映される前のデータは表示されません。
[AIレポート]はオーナー・管理者・編集者が使え、1 回につき AI クレジットを 1 消費します。
画面の構成
ディメンション — 表の行を分ける軸です。主ディメンションは必須(既定は「流入チャネル」)、副ディメンションは任意です。
[表示データ] — 表に出す指標を選びます。
[フィルター] — 年齢・国・デバイス・性別・地域・初回流入元・初回流入チャネル・流入チャネル・UTM で対象を絞り込みます。ユーザー属性と UTM は同時に使えません。
期間 — 右上で選びます。既定は「今日」です。
表とグラフ — 各行の「グラフ表示」にチェックを入れると、その行の推移をグラフに描きます。
GA4 のアカウント — Google Analytics の連携が 2 つ以上あるときだけ、選択欄が出ます。
確認できる指標
[表示データ]で次の指標から選べます。指標の意味は GA4 の同名の指標と同じです。
分類 | 指標 |
|---|---|
ユーザー | アクティブユーザー・新規ユーザー・総ユーザー |
行動 | ページビュー・セッション・エンゲージメント率・直帰率 |
成果 | カートに追加・キーイベント数・ユーザーキーイベントレート・初回購入者数・総購入者数・初回購入者率 |
収益 | 販売利益(購入による収益)・合計収益・ARPU・アクティブユーザーあたりの平均購入収益額 |
継続 | DAU/MAU・DAU/WAU・WAU/MAU |
ディメンション
主ディメンション
流入チャネル・メディア・広告検索キーワード(UTM)・流入経路・参照元/メディア・直前の流入経路・キャンペーン(UTM)・メディア(UTM)・流入経路(UTM)・クリエイティブ(UTM)・初回流入訪問元・キャンペーンID(UTM)・ページ流入元・ランディングページ・初回訪問キャンペーン(UTM)・初回流入経路・手動初回流入元メディア・自動初回流入元メディア から選びます。
副ディメンション
商品名・イベント名・デバイス・都市・国・地域・興味関心軸・言語・ページタイトル・ページタイトル×アプリのクラス名 から選びます。主ディメンションとの組み合わせによって、選べる副ディメンションは変わります。
操作手順
1. サイト分析から流入元分析を開く
左メニューの[分析]>[サイト分析]を開き、分析手法のカードから「流入元分析」を選びます。
2. GA4 のアカウントと期間を選ぶ
連携が 2 つ以上あるときは、左上の選択欄で対象のプロパティを選びます。保存したレポートでは変更できません。右上の期間で対象の日付を選びます。
3. ディメンションを選ぶ
主ディメンションを選びます。さらに分けたいときは副ディメンションも選びます。条件を変えるたびに表を読み直します。
4. 表示する指標を選ぶ
[表示データ]を押し、表に出す指標にチェックを入れます。表示件数で 1 ページの行数を変えられます。
5. グラフで比べる
比べたい行の「グラフ表示」にチェックを入れます。チェックした行のうち上位 5 件を、期間の推移としてグラフに描きます。どの行にもチェックが無いときは「グラフ表示対象が選択されていません」と表示されます。
6. AI レポートを作る
[AIレポート]を押すと、表示中のデータを AI が分析し、「今期のまとめ」と「次にやること」を表示します。[一括コピー]で文章をまとめてコピーできます。続けて深掘りしたいときは「Cascade AIで更に分析」から Cascade AI に引き継げます。1 回につき AI クレジットを 1 消費します。
7. レポートを保存する
左上のタイトルをクリックして名前を付け、右上の[新規保存]を押します。保存したレポートを開いて条件を変えたときは[上書き保存]で更新します。直前の操作は元に戻す / やり直すのボタンで戻せます。保存しないままページを離れようとすると、確認が出ます。保存したレポートは、サイト分析の「分析レポート一覧」に並びます。
8. メンバーと共有する
保存したレポートでは、右上に[レポートへ招待]と[権限]が出ます。オーナー・管理者はいつでも使えます。編集者・閲覧者は、レポートの権限でメンバーの共有が許されている場合に使えます。レポートの変更は、作成者・オーナー・管理者と、書き込みを許されたメンバーが行えます。
UTM の管理
UTM の軸で分析するときは、Cascade のUTM 管理で発行した URL をおすすめします。一貫した命名で発行すると、集計が分散しません。
こんなときは
症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
「Google Analyticsと連携されていません」と表示される | GA4 が未連携 | [Google Analyticsと連携する]から連携します。 |
選びたい副ディメンションが候補に出ない | 主ディメンションとの組み合わせに対応していない | 主ディメンションを変えるか、副ディメンションを外します。 |
グラフが表示されない | 「グラフ表示」にチェックした行が無い | 比べたい行にチェックを入れます。 |
「GA4 のデータが多く、時間内に読み切れませんでした」と表示される | 期間内のデータが多い | 期間を短くして読み直します。 |
認証が切れている旨の警告が出る | 連携した Google アカウントの認証が切れた | 警告の案内に従い、この連携を作ったメンバーが[再連携]で認可し直します。連携を解除する必要はありません。 |
プロパティを参照できない旨の警告が出る | GA4 のプロパティが削除された、または連携したアカウントの権限が外れた | GA4 側で権限を戻すと表示が再開します。 |

