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オーディエンスを管理する

オーディエンス管理では、広告アカウントのオーディエンスの確認・作成、Cascade の計測にもとづく顧客リストの作成と媒体への同期、受注や友だち追加などの成果を広告媒体へ送る設定を 3 つのタブで行えます。

著者: Cascade

オーディエンス管理では、リターゲティングや類似拡張に使うオーディエンスを、広告媒体をまたいで確認・作成できます。Cascade の計測タグや連携 EC・CRM のデータから顧客リストを作り、各媒体へ継続的に同期することもできます。受注や友だち追加などの成果を広告媒体へ送る設定も、この画面にまとまっています。

左メニューの[広告設定]>[オーディエンス管理]から開きます。

オーディエンス管理の画面

できること

タブ

内容

広告アカウントのオーディエンス

各媒体の広告アカウントにあるオーディエンスの一覧と、Cascade からの作成・削除。

顧客リスト

Cascade が計測した顧客(購入したお客様・見込み客・休眠顧客 など)のリストを作り、広告媒体へ同期する設定。

成果データ連携

受注・購入や LINE 友だち追加などの成果を広告媒体へ送る設定、送信に使うデータソース、データ利用ポリシー。

ご利用にあたっての前提

  • Business プランでご利用いただけます。ゲストは閲覧できません。

  • 対象の広告媒体を[設定]>[外部連携]で連携していること。連携済みの媒体だけがタブに表示されます。

  • 広告アカウントのオーディエンスの作成・削除は、オーナー・管理者・編集者が行えます。

  • 顧客リストの作成、同期先の追加・削除、成果データ連携の開始・停止、データ利用ポリシーの変更は、オーナー・管理者が行えます。作成済みの顧客リストの停止・再開・データの更新・類似オーディエンスの作成は、編集者も行えます。

  • 顧客リストの作成や同期では、顧客情報を広告媒体へ提供することについて、利用規約・プライバシーポリシーに基づく同意を得ていることをご確認ください。

操作手順

1. 広告アカウントのオーディエンスを確認する

[広告アカウントのオーディエンス]タブでは、連携済みの媒体だけがタブとして表示されます。対応媒体は Google広告/Meta広告/TikTok広告/Yahoo!広告 ディスプレイ/Amazon広告/LinkedIn広告/Microsoft広告/Yahoo!広告 検索/X広告/SmartNews広告です。

媒体タブを切り替えると、その媒体のオーディエンスが一覧表示されます。上部の絞り込み行で、名前・種別・ステータスから探せます。

列

内容

名前

媒体に登録されたオーディエンス名。

セグメントタイプ

リマーケティング・ルールベース・類似ユーザー・顧客リスト(CRM)など。Yahoo!広告 ディスプレイでは表示されません。

サイズ

媒体が推定した人数。Amazon広告では表示されません。

ステータス

媒体側の状態。Meta広告・Amazon広告・Microsoft広告・Yahoo!広告 検索では、代わりに「説明」が表示されます。

種別(Meta広告のみ)

カスタム・類似・保存済みの区別。

更新の設定(SmartNews広告のみ)

オーディエンスが自動で更新される設定になっているか。

2. 新しいオーディエンスを作成する

新規オーディエンス作成のタイプ選択

表示中の媒体タブに対して、画面右上の[新規オーディエンス作成]から 3 ステップで作成します。

  1. 「タイプ選択」で、その媒体で作成できるオーディエンスの種類を選びます。

  2. 「詳細設定」で、種類に応じた項目(名前・保持期間・顧客リスト・種オーディエンス など)を入力します。

  3. 「確認」で内容を確かめます。顧客リストを使う場合は同意のチェックを入れ、[作成する]を押します。

オーディエンスの種類

  • 顧客リスト — メールアドレスや電話番号をアップロードして照合します。1 行に 1 件を入力します(@ を含めばメール、なければ電話番号として扱われます)。CSV の見出し行や氏名の列は自動で無視されます。Google広告はメール・電話あわせて 100 件以上が必要です。Microsoft広告・LinkedIn広告はメールアドレスのみを受け付けます。

  • ウェブサイト訪問者 — 計測タグをもとに、サイトを訪問したユーザーを対象にします。Google広告・Meta広告・Yahoo!広告 ディスプレイ・Microsoft広告では URL 条件(含む/一致/含まない)で絞り込みます。TikTok広告ではピクセルのイベント(ページ閲覧 など)で絞り込みます。SmartNews広告では URL の前方一致で指定します。Yahoo!広告 ディスプレイでは、もとになるタグを「計測タグ/サイトリターゲティングタグ」から選びます。

  • アプリ利用者 — アプリのイベント計測をもとに対象を指定します。

  • エンゲージメント — 広告や投稿に反応したユーザーを対象にします。

  • 類似オーディエンス — 既存のオーディエンスを種オーディエンスに指定し、拡張サイズ(1〜10)を選びます。媒体によっては対象の国も指定します。1 に近いほど元のリストに似た精度重視、10 に近いほど幅広くリーチ重視になります。

媒体ごとに作成できる種類

媒体

作成できる種類

Google広告

顧客リスト/ウェブサイト訪問者/類似オーディエンス

Meta広告・TikTok広告・Yahoo!広告 ディスプレイ

顧客リスト/ウェブサイト訪問者/アプリ利用者/エンゲージメント/類似オーディエンス

Yahoo!広告 検索

ウェブサイト訪問者のみ

LinkedIn広告

顧客リスト/エンゲージメント

Microsoft広告

顧客リスト/ウェブサイト訪問者

X広告

顧客リスト

SmartNews広告

ウェブサイト訪問者/エンゲージメント

Amazon広告

閲覧のみ(Cascade からの作成は非対応)

候補が取得できないとき

ページ・ピクセル・タグなど、媒体から候補を読み込む欄では、取得できなかった理由と「候補が無い」ことを区別して表示します。

  • 取得に失敗したとき — 「(候補の名称)を取得できませんでした。連携の状態を確認し、時間をおいて再度お試しください。」

  • 一部だけ取得できたとき — 「一部の(候補の名称)を取得できませんでした。候補が足りない場合は時間をおいて再度お試しください。」

  • 連携アカウントに候補が 1 件も無いとき — 「連携アカウントに(候補の名称)がありません。先に媒体側で設定してください。」

いずれの場合も[再取得]で読み直せます。候補が出ないときは、媒体の管理画面で確認した ID を直接入力することもできます。

3. オーディエンスを削除する

Google広告/Meta広告/TikTok広告/Yahoo!広告 ディスプレイ/Microsoft広告/X広告/OpenAI広告/SmartNews広告では、行を選択して削除できます。この操作は取り消せません。

削除できるのは Cascade で作成したオーディエンスです。媒体側で作成済みのもの、Meta広告の「保存済み」、Google広告の「類似」は対象外です。配信中のキャンペーンで使用中のオーディエンスは削除できないことがあります。X広告では、媒体側で「削除済み」の状態として一覧に残ることがあります。

4. 顧客リストを作成して同期する

顧客リストのタブ

[顧客リスト]タブでは、Cascade が計測タグ・連携 EC・CRM から把握した顧客を目的別のリストにし、広告媒体のカスタムオーディエンスとして継続的に同期します。手動でアップロードする顧客リストと違い、新しい顧客が増えるたびに自動で更新されます。

顧客リストを作成するウィザード
  1. [顧客リストを作成]を押します。

  2. 「種類」で、作る顧客リストの種類を選びます。

  3. 「期間」で、対象とする顧客の範囲を日数で指定します(1〜730 日)。未入力のときは、見込み客は 90 日、休眠顧客は 180 日、それ以外は全期間が対象です。優良顧客では購入金額のしきい値も入力します。

  4. 「同意」で、顧客情報を広告媒体へ提供することへの同意内容を確認してチェックします。同期先の広告媒体を選び、[作成する]を押します。

種類

対象

購入したお客様

商品・サービスを購入したお客様。獲得広告からの除外や、似た新規ユーザーの獲得に使えます。

まだ購入していない見込み客

問い合わせ・予約・登録はあるが、購入に至っていない方。リターゲティングに使えます。

優良顧客

指定した購入金額以上のお客様。価値の高い層に似た新規ユーザーの獲得に使えます。

休眠顧客

しばらく購入のないお客様。掘り起こしの配信に使えます。

すべてのリード

計測できたすべてのお客様・見込み客。獲得広告からまとめて除外したいときに使えます。

同期先にできる媒体は Meta広告・Yahoo!広告 ディスプレイ・Google広告・TikTok広告・OpenAI広告です。同じ条件の顧客リストが有効な間は、同じものを作成できません。有効にできる顧客リストの数には上限があります。

一覧には 名前/状態/条件/人数/メール照合/最終更新/同期媒体 が表示されます。行のメニューから次の操作ができます。

  • [データを更新] — 対象者を最新の計測結果で数え直します。

  • [停止][再開] — リストの更新と同期を止める、または再開します。

  • [広告媒体へ同期] — 設定済みの同期先へすぐに同期します。

  • [同期先を追加][同期先を外す] — 同期する媒体を媒体単位で変更します。外すときは媒体側のリストも削除するか選べます。

  • [類似オーディエンスを作成] — 同期済みのリストを種にして、媒体側に類似オーディエンスを作ります。

同期の状態は「同期待ち」「同期中」「同期済み」「失敗」「対象者待ち」「保留中」で表示されます。TikTok広告は、照合できた人数が 1,000 人未満の間は配信に使えません。配信用と除外用のリストの重なりが大きいときは、注意が表示されます。

おすすめオーディエンスの自動運用

顧客リストを媒体に同期すると、Cascade AI が「リストの作成→媒体への同期→購入者の除外→類似オーディエンスの作成」をまとめた提案を[広告最適化]に届けます。[顧客リスト]タブ上部の「おすすめオーディエンスの自動運用」を有効にすると、以後の提案は承認の操作なしで自動的に設定され、実行結果が通知されます。有効化はオーナー・管理者が行い、同意の内容を確認して[同意して有効にする]を押します。

5. 成果データ連携を設定する

成果データ連携のタブ

[成果データ連携]タブには、次の 3 つの設定があります。

設定

内容

データ利用ポリシー

広告媒体へ送る識別子の範囲をプロダクト全体で決めます。「すべての識別子を送信」(既定)では、ハッシュ化したメールアドレス・電話番号などを送り、照合精度を高めます。「クリック ID のみに制限」では、個人を特定できる情報を送りません。この設定では、識別子を必要とする一部の媒体への同期・送信は行われません。

オフライン CV の送信ソース

受注・購入データの元になるソース(HubSpot/Salesforce/CSV 取り込み/Stripe)を選びます。利用できるソースが 1 つのときは自動で設定されます。

成果の広告媒体への送信

「受注・購入データ」「LINE 友だち追加」「Web サイトの成果(申し込み・購入・予約・登録)」の目的ごとに開始・停止します。送信先の媒体は連携状態から自動で決まります。

受注・購入データと LINE 友だち追加の送信は 受注データを広告媒体へ送信する を、Web サイトの成果の送信は Web サイトの成果を広告媒体へ送信する をご覧ください。

こんなときは

症状

原因

対処

媒体のタブが表示されない

その媒体が連携されていません。

[設定]>[外部連携]で連携してください。

作成したオーディエンスが媒体側で使えない

媒体側の処理に時間がかかっています。

利用可能になるまで 24〜72 時間かかる場合があります。しばらくお待ちください。

Meta広告で作成や同期に失敗し、規約への同意を求められる

広告アカウントごとに、初回だけカスタムオーディエンス規約への同意が必要です。

画面のリンクから Meta の同意ページを開き、連携しているアカウントで同意してください。

候補の欄に「〜を取得できませんでした」と出る

媒体との通信に失敗しました。

連携の状態を確認し、[再取得]を押してください。ID を直接入力することもできます。

オーディエンスを削除できない

媒体側で作成したもの、削除に対応していない種類、または配信で使用中です。

媒体の管理画面で操作してください。配信中のものは、先に広告から外してください。

「同じ条件の顧客リストがすでに有効なため作成できません」と出る

同じ種類・期間のリストが有効です。

種類や期間を変えるか、既存のリストをご利用ください。

「有効にできる顧客リストの上限に達しています」と出る

有効なリストが上限に達しています。

使っていないリストを停止してから作成してください。

顧客リストの同期が「対象者待ち」「保留中」のまま

対象者がまだいない、または CRM のデータ同期が完了していません。

対象者が集まる、または CRM の同期が完了すると、次回の同期で自動的に再開します。

媒体の行に「識別子の制限で送信できません」と出る

データ利用ポリシーで「クリック ID のみに制限」を選んでいます。

その媒体が照合に必要とする情報を送れないためです。設定は[成果データ連携]タブで確認できます。

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