楽天市場と連携してEC分析を使う
RMSで取得したserviceSecretとライセンスキー、店舗URLをCascadeに貼り付けて、楽天市場の売上をEC分析で見る手順です。
著者: Cascade
楽天市場と連携すると、店舗の売上を Cascade の EC 分析で確認できます。売上トレンド・顧客分析(LTV・F2 転換率)・商品 ABC 分析・商品売上ランキング・商品別売上推移・セット購入・在庫の各分析と、商品管理・レビュー分析が使えます。流入チャネル分析・返品/返金分析は、楽天市場では対象外です。左メニューの[設定]>[外部連携]から連携します。
楽天市場は自社 EC(カート)とは独立した「もう 1 つの販売チャネル」として接続します。Shopify などのカート連携と同時に使えます。
連携には、楽天の店舗管理画面 RMS で「serviceSecret」と「ライセンスキー」を確認し、店舗 URL とあわせて Cascade に貼り付けます。所要時間は 5〜10 分ほどです。RMS で WEB API をはじめて申し込む場合は、利用できるようになるまで追加で時間がかかることがあります。
ご利用にあたっての前提
外部連携と EC 分析は Business プランで利用できます。
連携の操作には、プロダクトのオーナーまたは管理者の権限が必要です。
RMS(楽天市場の店舗管理画面)にログインできる権限が必要です。
RMS の WEB API が利用できる状態にします(はじめての場合は手順 1 で申し込みます)。
接続したい店舗の URL(例:
https://www.rakuten.co.jp/your-shop/)を控えておきます。
すでに受注管理システムなどで RMS の WEB API をお使いの場合 楽天では 1 店舗につき 1 つの認証情報(serviceSecret・ライセンスキー)を共有して使います。その場合は、いま使っている serviceSecret とライセンスキーをそのまま Cascade にも入力してください。新しく発行し直す必要はありません。
操作手順
1. RMS で WEB API を利用できるようにする
RMS にログインし、[店舗様向け情報・サービス]→[WEB API サービス]を開きます。はじめて利用する場合は、案内に沿って申し込み・利用規約への同意を行ってください。すでに利用中の場合はこの操作は不要です。
2. serviceSecret を確認する
[WEB API]の利用設定画面で、Cascade が利用する API(楽天ペイ受注 API と 在庫 API)を「利用中」にして登録します。登録すると serviceSecret が表示されるので、コピーして手元に控えてください。
在庫 API を「利用中」にし忘れると、在庫分析だけがずっと空のままになります。 売上・顧客などの分析は受注 API で取得しますが、在庫分析には在庫 API が必要です。両方を「利用中」にしてください。
3. ライセンスキーを確認する
同じ WEB API の画面で[ライセンスキーの確認・変更]を開き、画面の案内に従って ライセンスキー(licenseKey) を表示し、コピーします。途中で画像認証などの確認を求められた場合は、画面の指示に従ってください。
すでに受注管理システムなどで WEB API をご利用中の方へ ライセンスキーは 再発行しないでください。[ライセンスキーの確認・変更]画面に表示されている 現在のライセンスキーをそのままコピー して使います。ここで新しく発行し直すと、いま使っているライセンスキーが無効になり、受注管理システムなど他のツールの連携が止まります。新規発行が必要なのは、WEB API をまだ一度も使っていない場合だけです。
ライセンスキーは発行から 90 日で期限が切れます。 期限が切れると売上の取り込みが止まります。切れる前に RMS でライセンスキーを更新し、Cascade では[鍵を更新]から serviceSecret と新しいライセンスキーを貼り直してください(詳しくは「licenseKey を更新する」をご覧ください)。他のツールと同じキーを共有している場合は、それらにも新しいキーを貼り直してください。
4. 店舗 URL を確認する
連携したい店舗のトップページ URL を控えます(例: https://www.rakuten.co.jp/your-shop/)。末尾の店舗名部分(例: your-shop)だけでも構いません。
5. Cascade に貼り付けて連携する

[設定]>[外部連携]を開き、「コマース連携」の「楽天市場」の行で[連携する]を押します。
「楽天市場と連携」の画面が開いたら、次を入力して[連携する]を押します。
入力欄 | 内容 |
|---|---|
店舗 URL(またはスラッグ) | 手順 4 の店舗 URL(例: |
serviceSecret | 手順 2 でコピーした serviceSecret |
licenseKey | 手順 3 でコピーしたライセンスキー |
「楽天市場との連携が完了しました。」と表示されれば連携完了です。連携直後は直近 90 日分の受注から取り込みを始め、受注件数に応じて数分〜数時間で EC 分析・商品管理にデータが反映されます。それより前の履歴(最大 2 年分)は、その後の同期で順に埋められます。
取り込みの完了後は、1 日 1 回の夜間の同期に加えて 6 時間ごとに新しい受注を差分で取り込みます。当日の注文も数時間以内に反映されます。キャンセルなどの受注の訂正は、夜間の同期で直近 35 日分を取り直して反映します。
楽天市場で使える分析
売上トレンド([EC]>[売上分析])
顧客分析 — LTV・購入回数別に加えて、初回購入から 30/60/90 日以内に 2 回目の購入があった割合(F2 転換率)と全顧客の平均 LTV([売上分析])
商品 ABC 分析・商品売上ランキング([EC]>[商品分析])
商品別売上推移 — 売上上位の商品の日ごとの売上・販売数([商品分析])
セット購入(併売)ランキング・在庫([商品分析])
レビュー分析 — RMS の「レビューチェックツール」からダウンロードしたレビュー CSV を取り込みます([EC]>[レビュー分析])
商品管理 — 商品ごとの粗利率の設定([EC]>[商品管理])
流入チャネル分析・返品/返金分析は楽天市場では対象外です。 楽天の受注データには、訪問チャネル(流入元)や返品・返金の明細が含まれないためです。
楽天市場の受注明細は直近 90 日分だけ保持します。セット購入ランキングは、前期を含めて直近 90 日に収まる期間を選ぶと表示できます。商品 ABC 分析・売れ筋ランキング・商品別売上推移は、この制限を受けません。
licenseKey を更新する(90 日ごと)
ライセンスキーの期限が近づくと、「楽天市場」の行の「確認事項」列に「鍵 残り◯日」と表示されます(残り 14 日から)。期限を過ぎると「期限切れ」、同期が止まると「同期停止」と表示されます。ヘッダーの「外部連携の要対応」にも同じ連携が並びます。
RMS で新しいライセンスキーを発行し、「楽天市場」の行の[鍵を更新]を押します。「licenseKey を貼り直す」の画面で、serviceSecret と新しい licenseKey を貼り付け、[貼り直す]を押します。店舗は連携中のものに固定され、変更できません。「licenseKey を貼り直しました。」と表示されたら、以後の同期は新しいキーで行います。
[鍵を更新]を押せるのは連携した本人だけです。本人以外が押すと「この操作は連携した本人のみ行えます。」と表示されるので、「連携者」列のメンバーに依頼してください。本人が対応できない場合は、管理者が一度[解除する]で解除してから連携し直します。
認証情報の取り扱い
serviceSecret とライセンスキーは、店舗の売上・受注データにアクセスできる重要な情報です。社外を含め、第三者に共有しないでください。
これらが映ったスクリーンショットの撮影・共有も避けてください。
受注管理システムなど他のツールと同じ認証情報を共有している場合、RMS でライセンスキーを発行し直すと、それらのツールと Cascade の両方で貼り直しが必要になります。
連携を解除する
[設定]>[外部連携]の「楽天市場」の行で[解除する]を押します。「連携を解除すると連携先のデータにアクセスできなくなり、表示できるレポートやデータが制限されます。」と表示されるので、確認して進めます。解除すると、EC 分析に店舗のデータは表示されなくなります。
こんなときは
症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
「serviceSecret または licenseKey が無効か、licenseKey が失効しています。RMS で確認・再発行して貼り直してください。」と表示される | 入力した認証情報が違う/ライセンスキーの期限が切れている/コピーが途中で欠けている | RMS で serviceSecret とライセンスキーを確認し、必要に応じてライセンスキーを発行し直して、もう一度コピーして入力してください |
「店舗 URL(またはスラッグ)の形式が正しくありません。」と表示される | 店舗 URL に余分な文字が含まれている |
|
「すでに楽天市場と連携済みです。」と表示される | このプロダクトではすでに楽天市場と連携している | 重複しての連携はできません。設定をやり直す場合は、いったん[解除する]で解除してから再度連携してください |
連携後にデータが表示されない | 初回データの取り込み中(直近 90 日分から順に取り込みます) | 数分〜数時間後にもう一度ご確認ください。それより前の履歴は、その後の同期で順に追加されます |
在庫分析だけが空のまま | RMS で在庫 API が「利用中」になっていない | RMS の WEB API 利用設定で在庫 API を「利用中」にしてください(手順 2 を参照) |
「期限切れ」「同期停止」と表示され、売上が更新されない | ライセンスキーの期限切れ(90 日) | RMS でライセンスキーを更新し、連携した本人が[鍵を更新]から serviceSecret と新しい licenseKey を貼り直してください。他のツールと同じキーを共有している場合は、それらにも新しいキーを貼り直してください |
[鍵を更新]を押すと「この操作は連携した本人のみ行えます。」と表示される | 連携した本人以外が操作している | 「連携者」列のメンバーに依頼してください。本人が対応できない場合は、管理者が一度解除してから連携し直してください |
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