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Web サイトの成果を広告媒体へ送信する

計測タグが捕捉したフォーム送信・購入・予約・会員登録を、Meta・TikTok・Google・Microsoft・Pinterest・Yahoo!広告へサーバーから送り、自動入札に学習させる設定です。開始手順と媒体ごとの仕組みを説明します。

著者: Cascade

サイトに設置した Cascade の計測タグが捕捉したフォーム送信・購入・予約・会員登録を、連携中の広告媒体へサーバーから送信できます。ブラウザに設置した媒体のタグ(ピクセル)が広告ブロックや Cookie 制限で送れなかった分を補い、媒体の自動入札がより多くの成果をもとに学習できるようになります。

設定は[広告設定]>[オーディエンス管理]の[成果データ連携]タブにある「成果の広告媒体への送信」で、「Web サイトの成果(申し込み・購入・予約・登録)」の行から開始します。

送れる成果の種別

種別


何を送るか


フォーム


問い合わせフォームなどの送信


購入


EC の購入完了


予約


予約ツールでの予約完了


会員登録


会員登録の完了


種別ごとに送信のオン/オフを切り替えられます。スイッチは媒体共通で、媒体ごとに個別の設定はありません。

送信先の媒体と仕組み

送信先は連携状態から自動で決まります。媒体を新しく連携すると、その媒体にも送信が広がります。媒体によって、成果の受け皿の作り方が異なります。

媒体


受け皿と送り方


Meta 広告


お客様が選んだピクセルへ送ります。開始時にピクセルを選びます(あとから変更できます)。Meta 広告側で同じ種別をすでにサーバー送信している場合、その種別は二重計上を防ぐため送りません。この確認は送信のたびに行われるため、あとから別の仕組みでサーバー送信を始めた場合も自動で止まります


TikTok 広告


Cascade 専用のピクセル「Cascade Web Conversions」を自動作成して送ります。フォーム送信・購入・会員登録のイベントは広告グループの最適化イベントに選ぶと入札に使われます(予約は計測のみ)


Google 広告


種別ごとの Cascade 専用コンバージョン アクション(「Cascade Web CV: フォーム送信」など)を、入札に使わない「サブ (モニタリングのみ)」として自動作成して送ります。入札に使うにはカスタム目標に含めてキャンペーンのコンバージョン目標に選びます


Microsoft 広告


種別ごとの Cascade 専用コンバージョン目標(「Cascade Web CV: フォーム送信 (アカウント ID)」など)を、入札に含めない設定で自動作成して送ります。メールアドレスでの照合には、目標ごとに「拡張コンバージョン」を有効にする操作が必要です(詳しい手順

Pinterest 広告


専用の受け皿は作らず、広告アカウントへ直接送ります。二重計上を防ぐため、直近 7 日分の計測で「サイトに Pinterest タグが無い」と確認できた種別だけ送ります(確認できない場合は送りません)。メールアドレスの無い成果は送れません


Yahoo!広告(検索・ディスプレイ)


アカウントごとに種別別の Cascade 専用コンバージョン測定(インポート型・自動入札に使用しない)を自動作成し、1 日 1 回まとめて送ります。キャンペーンの目標には選べず、レポートで確認する用途です


専用の受け皿は「入札に使わない」設定で作られるため、そのままでは既存の成果の数値に混ざりません。自動入札に使いたい場合は、各媒体の管理画面でキャンペーンのコンバージョン目標に加えてください。

送られる情報

成果 1 件ごとに、次の情報を送ります。実際に送る項目は媒体によって異なり、[送る情報と送信先]で媒体ごとに確認できます。

  • 成果の発生日時(サーバー受信時刻)

  • 成果の種別(媒体の標準イベント名)

  • 成果が発生したページの URL(クエリを除く)

  • ブラウザ情報(User-Agent)

  • メールアドレス・電話番号(媒体指定の方式でハッシュ化した値)

  • クリック ID(広告のクリック URL または媒体の計測タグの Cookie から取得)

  • ブラウザ識別子(媒体の計測タグがブラウザに保存した値)

  • 成果ごとの匿名識別子

  • 購入額と通貨(EC 連携で検証できた購入のみ)

メールアドレス・電話番号は、媒体が保有するユーザー情報との照合に使われます。元の値が媒体に渡ることはありません。成果ごとの識別子は、個人情報を含まない匿名の値です。IP アドレスは送りません。

[オーディエンス管理]の「データ利用ポリシー」で「クリック ID のみに制限」を選んでいる場合、メールアドレス・電話番号は送らず、クリック ID・ブラウザ識別子などで送ります。Pinterest 広告はメールアドレスが必須のため、この設定では送信されません。

ご利用にあたっての前提

  • Business プランでご利用いただけます

  • サイトに計測タグを設置していること。タグの設置前に発生した成果は送られません

  • 送信先の広告媒体を[外部連携]で連携していること

  • 設定を変更できるのは、オーナーまたは管理者です

  • Yahoo!広告の検索広告へ送る場合は、広告アカウントの「自動タグ設定」を有効にしていること(手順はこちら

操作手順

1. [成果データ連携]タブを開く

[広告設定]>[オーディエンス管理]を開き、[成果データ連携]タブを選びます。

成果データ連携タブ

成果データ連携タブ

2. 「Web サイトの成果」の送信を開始する

「成果の広告媒体への送信」で「Web サイトの成果(申し込み・購入・予約・登録)」の送信を開始します。確認画面に、送られる情報と送信先の媒体(連携済み/未連携)が表示されます。

Meta 広告を連携している場合は、成果を受け取るピクセルを選べます。選ばずに開始すると、Meta 広告は「送信先未設定」のままになり、あとから[送信先を設定]で選べます。

内容を確認して[同意して開始する]を押すと、送信が始まります。

3. 種別ごとに送信を切り替える

開始時は、対応するすべての種別が有効になります。ただし Shopify 連携がある場合、購入だけは最初はオフです。 Shopify 側が購入を媒体へ送っている場合の二重計上を避けるためで、Shopify から送っていなければスイッチでオンにできます。

あとから種別ごとに切り替えるには、[送る情報と送信先]を開き、「送る成果の種別」でスイッチを操作します。スイッチは媒体共通です。送信先が揃った媒体が 1 つも無い間は、種別を有効にできません。

4. 「送らない理由」を確認する

[送る情報と送信先]には、媒体ごとの行に状態が表示されます。送れていない種別がある媒体では、その行に理由が並びます(「フォーム・購入: 〇〇のため送っていません」のような形式です)。

表示される理由


意味と対処


Cascade 専用の送信先が削除されているため送れません


専用のコンバージョン定義が媒体側で削除されました。多くの媒体では次回の送信時に自動で作り直されます


Cascade 専用の送信先が停止されているため送っていません


媒体の管理画面で、専用の定義を有効に戻してください


Cascade 専用の送信先が入札に使う設定に変更されているため、既存の成果に混ざらないよう送っていません


Google 広告は「サブ (モニタリングのみ)」、Microsoft 広告は「コンバージョンに含めない」、Yahoo!広告は「自動入札に使用しない」へ戻すと再開します


Cascade 専用の送信先の設定が作成時と異なるため送っていません


専用の定義の設定を、作成時の状態へ戻してください


サイトに Pinterest タグがあるため送っていません


Pinterest タグがすでに成果を送っているため、二重計上を防いでいます。対処は不要です


Pinterest タグの有無を確認できないため送っていません


判定に使える成果がまだ集まっていません。計測が進むと自動で判定されます


Meta 広告側で同じ種別をすでにサーバー送信しているため送っていません


別の仕組みからすでにサーバー送信されているため、二重計上を防いでいます。対処は不要です


連携をやり直すまで送れません


[外部連携]で対象の媒体を連携し直してください


アカウントの自動タグ設定が無効のため送れません


Yahoo!広告の広告管理ツールで自動タグ設定を有効にしてください


選択した送信先が連携中の広告アカウントに見つからないため送れません


[送信先を変更]から選び直してください(Meta 広告のピクセル)


開始後の動き

  • 成果は捕捉から 10 分ほど置いてから送ります。ブラウザに設置した媒体のタグ(ピクセル)を先に通し、重複排除が正しく効くようにするためです。その後は 15 分ごとにまとめて送るため、送信までは 10〜25 分ほどかかります

  • Yahoo!広告だけは 1 日 1 回まとめて送るため、レポートに現れるまで 1〜2 日かかることがあります

  • 送信の対象になるのは、捕捉から 7 日以内の成果です

  • 送った成果が媒体の管理画面で数えられるかは、媒体側の照合や、ブラウザのピクセルとの重複排除の結果によります。送信できたことと、媒体が成果として数えることは別です

  • 専用の受け皿は、媒体の管理画面で削除・変更しないでください。変更すると、その種別の送信が止まります

送信を停止する

同じ画面で「Web サイトの成果」の送信を停止します。停止すると、すべての送信先への送信が止まります(進行中の送信も次の送信単位から止まります)。一部の種別だけ止めたい場合は、種別のスイッチをオフにしてください。

うまくいかないとき

状況


原因


対処


送信を開始できない


設定する権限がない


設定できるのはオーナーまたは管理者です


媒体の行が「未連携」になる


その媒体を連携していない


[外部連携]で連携してください。連携すると自動的に送信対象になります


媒体の行が「送信先未設定」になる


Meta 広告の送信先ピクセルを選んでいない


[送信先を設定]からピクセルを選んでください


媒体の行が「識別子の制限で送信できません」になる


データ利用ポリシーで「クリック ID のみに制限」を選んでいる


この媒体が照合に必要とする情報を送れないためです。設定は[成果データ連携]タブの「データ利用ポリシー」で確認できます


成果が送られていない


計測タグが成果を捕捉していない


計測タグの設置状況をご確認ください。タグの設置前に発生した成果は送られません


購入だけが送られていない


Shopify 連携があるため、購入は最初からオフになっている


Shopify 側から送っていない場合は、「送る成果の種別」で購入のスイッチをオンにしてください


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