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Amazon 広告の入札額・配信スケジュールを自動最適化する

広告最適化の Amazon 向けカード(入札額最適化・掲載枠入札最適化・配信スケジュール最適化)と、粗利率から検索広告の入札目標を自動計算するカードの設定手順、目標 ACoS を商品ごとの粗利率から自動で決める方法、自動適用の止め方を説明します。

著者: Cascade

[広告最適化]には、Amazon 広告の入札額と掲載枠の入札調整率を目標 ACoS に合わせて自動で調整するカードと、時間帯・曜日ごとの成果から配信スケジュールを提案するカードがあります。あわせて、粗利率から Google・Yahoo!検索広告のスマート入札の目標値を毎週自動計算するカードも、同じ「自動適用」のしくみで動きます。

※ Business プランの機能です。設定の変更・提案の承諾はオーナー・管理者が行えます。ご利用には Amazon 広告(スポンサープロダクト)の連携が必要です。配信スケジュール最適化は、時間帯・曜日別の実績が数週間分たまってから提案が届きます。

4 つのカード

カード


対象


動き


頻度


入札額最適化


Amazon スポンサープロダクトのキーワード・商品ターゲット


目標 ACoS に近づくよう入札額を調整し、自動で適用


毎日


掲載枠入札最適化


同じキャンペーンの掲載枠(検索結果の最上部・商品ページ・その他)ごとの入札調整率


成果の良い掲載枠の調整率を上げ、悪い掲載枠を下げて自動で適用


毎週


配信スケジュール最適化


Amazon 広告のキャンペーン


時間帯・曜日別の成果から、成果の出ていない時間帯を止めるスケジュールを提案。承諾すると 30 分刻みで自動執行


毎週提案


入札目標の自動計算


Google・Yahoo!検索のスマート入札キャンペーン


粗利率と実績から目標 ROAS/目標 CPA を計算し、自動で適用


毎週


入札額最適化・掲載枠入札最適化を始める

1. 目標 ACoS を設定する

「入札額最適化」カードの[設定]を押します。稼働中の Amazon スポンサープロダクトキャンペーンが一覧表示されるので、最適化したいキャンペーンごとに目標 ACoS(広告費 ÷ 広告経由売上)を % で入力して保存します。入力できるのは 0 より大きく 200 以下の値です。設定したキャンペーンだけが、入札額と掲載枠入札の最適化対象になります。同じ目標 ACoS は[広告設定]>[キャンペーン管理]の「目標数値」列からも設定できます。

ACoS の目安は商品の粗利率です。粗利率を上回る ACoS では広告費が利益を食いつぶすため、粗利率より少し低い値から始めると安全です。商品ごとに粗利率を設定している場合は、手入力の代わりに「粗利率から自動」で目標 ACoS を Cascade に計算させることもできます(次の項を参照)。

目標 ACoS を粗利率から自動で決める

[広告設定]>[キャンペーン管理]で、対象キャンペーンの「目標数値」列を押して「目標ACoSを設定」画面を開き、「目標ACoSの決め方」で[粗利率から自動]を選びます(既定は[手入力])。

  • Cascade は、[EC]>[商品管理]で設定した商品ごとの粗利率と、直近 30 日にそのキャンペーンで広告した商品の売上構成(売上がない場合はクリック構成)から実効粗利率を求め、目標 ACoS を計算します。画面には「実効粗利率 ◯% → 目標ACoS ◯%」と、構成する商品ごとの構成比・粗利率・粗利率の出所(商品の設定/一律/未設定)が表示されます。

  • 粗利率が未設定の商品が含まれる、直近 30 日に広告実績がない、売上・クリックがともに 0 のいずれかに当たると計算できず、保存もできません。表示された理由に従って[商品管理]で粗利率を設定するか、[広告最適化]で一律の粗利率を設定してください。

  • 保存後は毎日再計算され、最新の値が目標 ACoS として使われます。粗利率を変えた場合、入札額は翌日の計算から、掲載枠の入札調整率は次回の週次計算から反映されます。

設定したキャンペーンは、キャンペーン管理の「目標数値」列と「入札額最適化」カードの[設定]一覧に、値と「自動(粗利率)」の表示が付きます。値の変更は「目標数値」列から行います([設定]一覧では変更できません)。

「自動(粗利率)・停止中」と表示されたとき — 商品の粗利率が外された、広告する商品が入れ替わって粗利率未設定の商品が含まれた、などの理由で目標 ACoS を計算できなくなった状態です。停止中のあいだ、そのキャンペーンの入札額と掲載枠の最適化は行われません(設定は残り、古い値で最適化を続けることはありません)。表示された不足を解消すると、翌日以降の計算から自動で再開します。

2. 初回のお知らせを確認する

設定後の最初の分析で、AI が入札額の変更内容をお知らせします。自動適用は、入札額は翌日の提案分から、掲載枠は次回の提案分から始まります。

3. 自動適用の結果を確認する

適用した変更は、[キャンペーン管理]>[変更履歴]で確認できます。変更履歴の行には「自動適用」のバッジが付きます。

止めるには

[設定]で該当キャンペーンの目標 ACoS を空欄にして保存します。未承認の提案も取り消されます。

配信スケジュール最適化を使う

  1. 「配信スケジュール最適化」カードに「提案あり」と表示されたら、[提案内容]を開きます。時間帯・曜日ごとの成果をもとに、停止する時間帯の案が表示されます。

  2. 内容を確認して承諾すると、そのスケジュールが有効になり、Cascade が 30 分刻みでキャンペーンの配信を止めたり戻したりします。

  3. 承諾済みのスケジュールは、[キャンペーン管理]>[配信スケジュール]タブで一覧でき、有効/無効の切り替えと削除ができます。無効化・削除すると、Cascade が止めていた配信は元に戻ります。

特定のキャンペーンで提案を受け取りたくない場合は、提案画面の「今後このキャンペーンでは提案しない」を選びます。解除は同じ配信スケジュールタブから行えます。

入札目標の自動計算を使う

  1. 「入札目標の自動計算」カードの[設定]で、粗利率を入力します(プロダクト全体の一律設定)。商品ごとの粗利率は[EC]>[商品管理]で設定できます(商品管理で商品ごとの粗利率を設定する)。この一律の粗利率は、Amazon の目標 ACoS「粗利率から自動」でも、商品ごとの粗利率が未設定の商品に使われます。リード獲得型のビジネスでは、受注データから実測した成約価値をもとに目標値を計算するモードも選べます。

  2. 設定後、AI が毎週、粗利率と実績から目標 ROAS/目標 CPA を計算し、Google・Yahoo!検索のスマート入札キャンペーンへ承認なしで適用します。カードは「自動適用中」と表示されます。

  3. 適用内容は[変更履歴]で確認できます。

止めるには、粗利率の設定を外します。

関連機能

  • 在庫連動の広告ガード・カートボックス低下アラート — EC 分析の Amazon タブで、在庫切れが近い商品の広告を自動停止・再開したり、Buy Box 獲得率の低下を通知したりできます(EC 分析とは)。

  • 競合価格の検知による入札提案 — [EC]>[価格管理]のウォッチリストに登録した競合商品の値下げなどを検知すると、その商品を商品ターゲットにしているスポンサープロダクト広告の入札額を、競合が安い間だけ 20% 下げる提案が「入札額最適化」に届きます。この提案は承認制で、競合の価格が戻ると未判断の提案は失効します(価格管理で Amazon の自社価格と競合価格を管理する)。

  • セール期間に合わせた予算提案 — Amazon 売上を連携していると、クーポン・タイムセール・価格割引の対象商品を広告しているキャンペーンについて、開始 3 日前から日予算の増額提案が「予算最適化」に届きます(予算最適化を使う)。

  • プレースメント最適化 — Amazon 以外の媒体の配信面の除外提案です(広告最適化(AI 最適化)を使う)。

うまくいかないとき

症状


原因


対処


カードに「要設定」と表示される


目標 ACoS または粗利率が未設定


カードの[設定]から入力してください


入札額が変わらない


設定直後で初回のお知らせ前、またはキャンペーンの実績が少ない


翌日以降にご確認ください。学習中の間は変更されないことがあります


目標数値に「自動(粗利率)・停止中」と表示される


粗利率が未設定の商品が広告に含まれる、または直近 30 日の実績がなく目標 ACoS を計算できない


表示された理由に従って[商品管理]で商品の粗利率を設定するか、[広告最適化]で一律の粗利率を設定してください。解消後、翌日以降に自動で再開します


「粗利率から自動」を選んでも保存できない


粗利率未設定の商品がある、または直近 30 日に広告実績がない


画面の理由を確認して粗利率を設定するか、実績が貯まってから再度お試しください。それまでは[手入力]で設定できます


配信スケジュールの提案が届かない


時間帯別の実績データが揃っていない


Amazon 広告の連携後、数週間分のデータが蓄積されるまでお待ちください


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