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商品管理で商品ごとの粗利率を設定する

商品管理では、連携した EC ストアの商品一覧(商品 ID・売上・販売数)を期間で確認し、商品ごとに粗利率(%)を設定できます。粗利率は Amazon の目標 ACoS「粗利率から自動」など入札目標の自動計算に使われます。対応ストア・編集手順・一括設定・注意点を説明します。

著者: Cascade

商品管理を使うと、連携している EC ストアの商品を一覧で確認し、商品ごとに粗利率(%)を設定できます。粗利率は、広告最適化がその商品を扱うキャンペーンの入札目標(目標 ROAS/目標 CPA・目標 ACoS)を計算するための値です。未設定の商品には、広告最適化で設定した一律の粗利率が使われます。保存した粗利率は翌日以降の自動計算に使われ、算出された目標値は媒体へ自動で適用されます。

左メニューの[EC]>[商品管理]から開けます。

商品管理の画面

商品管理の画面

※ 商品管理は EC 分析と同じ Business プランの機能です。商品一覧はオーナー・管理者・編集者・閲覧者が確認でき、粗利率の表示と編集はオーナー・管理者のみ行えます。

対応しているストア

ストア


商品 ID の列


一覧のもとになるデータ


Amazon 売上


ASIN(SKU 列も表示)


毎日取り込む ASIN 別の売上と在庫。期間内に売上がない商品も表示されます


楽天市場


商品管理番号


受注データ(1 日 1 回の同期に加えて、6 時間ごとに新しい受注を差分で取り込み)


Yahoo!ショッピング


商品ID


受注データ(1 日 1 回同期)


Qoo10


商品コード


受注データ(1 日 1 回同期)


Shopify


商品ID


ストアの商品別売上(画面を開いたときに取得)


Shopline・カラーミーショップ・BASE


商品ID


商品一覧と期間内の受注(画面を開いたときに取得)。期間内に売上がない商品も表示されます


TikTok Shop


商品ID


期間内の受注(画面を開いたときに取得)


連携済みのストアが 2 つ以上あるときは、画面上部のタブでストアを切り替えます。連携は[設定]>[外部連携]の「コマース連携」から行います。

画面の見方

項目


内容


期間


画面右上で選びます。既定は昨日までの直近 30 日で、今日から 90 日前までの範囲で指定できます(当日分は含まれません)


件数


「120 件(2026/08/10 〜 2026/09/08)」のように、期間内の商品数と期間が表示されます。商品が多い場合は、売上の多い順に上位 500 件までを表示します


商品


商品名。取得できていない商品は「(商品名未取得)」と表示されます


商品 ID


ストアの商品識別子(ASIN・商品管理番号・商品コード・商品ID)


売上・販売数


期間内の売上金額(ストアの通貨)と販売点数。列見出しをクリックすると並べ替えできます(既定は売上の多い順)


粗利率(%)


商品ごとの粗利率。オーナー・管理者にのみ表示されます


一覧は 1 ページ 25 行で、下部のページ番号で切り替えます。検索や絞り込みの機能はありません。

粗利率を設定する

粗利率は「(売上 − 原価)÷ 売上」を % で表した値です。広告費を差し引く前の値を入力してください。

1 商品ずつ設定する

  1. 設定したい商品の「粗利率(%)」のセルをクリックし、0 より大きく 100 以下の数値を入力します(小数も入力できます)。

  2. Enter を押すか、セルの外をクリックすると保存され、「粗利率を保存しました」と表示されます。Esc を押すと入力を取り消します。

  3. 設定済みの商品では、セル右端の[×](一律値に戻す)で商品ごとの設定を削除できます。「粗利率の上書きを削除しました」と表示され、以後は一律の粗利率が使われます。

未設定の商品のセルには、一律の粗利率が「一律 40%」のように薄く表示されます。一律の粗利率も未設定の場合は「未設定」と表示されます。入力できるのは 0 より大きく 100 以下の値で、範囲外を入れると「0より大きく100以下で入力してください」と表示されます。

複数の商品にまとめて設定する

粗利率の一括設定

粗利率の一括設定

  1. 設定したい商品の行のチェックボックスを選びます。上部に「3 件選択中」のバーが表示されます。

  2. [粗利率を設定]を押し、表示された画面で粗利率を入力して[適用]を押します。すでに設定済みの商品は上書きされます。

  3. 「選択した商品に粗利率を適用しました」と表示されれば完了です。

1 回にまとめて設定できるのは最大 500 件です。ストアや期間を切り替えると選択は解除されます。適用画面には「適用した粗利率は翌日以降の入札目標の自動計算に使われ、算出された目標値は媒体へ自動で適用されます。」と表示されます。

一律の粗利率との関係

粗利率は次の順で決まります。

  1. 商品管理で設定した商品ごとの粗利率

  2. [広告最適化]の「入札目標の自動計算」カードの[設定]で入力した一律の粗利率

  3. どちらも未設定の商品は、入札目標の自動計算の対象になりません

商品ごとの粗利率は、その商品を扱うキャンペーンの入札目標を商品単位で計算するための設定です。商品単位の計算に対応した最適化から順に使われ、それ以外の最適化では引き続き一律の粗利率が使われます。一律の粗利率の設定方法は Amazon 広告の入札額・配信スケジュールを自動最適化する の「入札目標の自動計算を使う」をご覧ください。

商品ごとの粗利率を使う最適化

現在、商品ごとの粗利率を読むのは、Amazon スポンサープロダクトの目標 ACoS を「粗利率から自動」にしたキャンペーンです(Amazon 売上のタブで設定した粗利率が対象)。直近 30 日にそのキャンペーンで広告した商品の売上構成と各商品の粗利率から、Cascade が目標 ACoS を毎日計算し、入札額(毎日)と掲載枠の入札調整率(毎週)の最適化に使います。設定方法は Amazon 広告の入札額・配信スケジュールを自動最適化する の「目標 ACoS を粗利率から自動で決める」をご覧ください。

Amazon 売上以外のストアのタブでは、一覧の上に「このストアの粗利率はまだ最適化に使われません。」と表示されます(オーナー・管理者に表示)。入力した値は保存され、そのストアの粗利率を読む最適化が加わった時点から使われます。

ご利用時の注意

  • 粗利率の設定は Cascade 内にだけ保存され、EC ストア側には書き込まれません。

  • 他の管理者が同じ画面で保存した値は、自動で一覧に反映されます。

  • CSV での一括取り込みには対応していません。

  • Amazon 売上では、1 日の販売商品数が非常に多い場合に「一部の日で商品数が保存上限を超えたため、売上は概算です。」と表示されることがあります。粗利率の設定には影響しません。

うまくいかないとき

表示


原因


対処


商品管理に対応する連携がありません


EC ストアが未連携


[連携設定へ]から[設定]>[外部連携]を開き、EC ストアを連携してください


商品データを準備中です


連携直後で、受注データの同期が終わっていない。または保持期間(90 日)より前の期間を選んでいる


同期は 1 日 1 回自動で行われます(当日分は翌日以降に反映)。楽天市場は連携直後に直近 90 日分から取り込みを始め、受注件数に応じて数分〜数時間で商品一覧を表示できます。取り込みの完了後は 6 時間ごとに自動で同期されます


このストアの粗利率はまだ最適化に使われません。


そのストアの商品ごとの粗利率を読む最適化がまだない(現在読むのは Amazon 売上のみ)


設定は保存されます。対応した最適化から順に使われるため、対処は不要です


ストアとの連携が切れています


ストア側の認証が無効になっている


[外部連携へ]から対象のストアを再連携してください


商品一覧の取得に失敗しました


ストアとの一時的な通信エラー


[再試行]を押してください。改善しない場合は時間をおいてお試しください


対象の商品が見つかりません。


期間内に販売実績のある商品がない


期間を広げてご確認ください


粗利率の列やチェックボックスが表示されない


編集者・閲覧者でログインしている


粗利率の閲覧・編集はオーナーまたは管理者が行えます


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