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Apple Search Ads(Apple Ads)とは?費用・掲載面・始め方

Apple Search Ads(Apple Ads)とは?費用・掲載面・始め方

Apple Search Ads(現Apple Ads)のApp Store広告は、アプリを探している人に自社アプリを届ける手段です。運用の手間を抑えたい場合はBasic、キーワードや掲載面を選んで改善したい場合はAdvancedが選択肢になります。まず、インストール課金とタップ課金の違いを押さえましょう。両者の概要はApple公式のBasic紹介ページで確認できます。

以下では、名称変更、広告が出る場所、費用と予算の考え方、ログインから配信開始までを整理します。検索語句や広告の改善、成果指標の読み方、他媒体と一緒に管理する方法まで、自社のアプリと運用体制に照らして判断できる内容にまとめました。

Apple Search Ads(Apple Ads)とは

Appleは2025年4月14日、Apple Search AdsをApple Adsへ改称すると発表しました。理由は、広告サービスが検索広告の範囲を超えて成長したためです。旧称の頭文字を取ったASAという呼び方も含め、本記事ではApp Storeのアプリ広告を扱います。出典:Appleの名称変更発表。

iOSアプリの新規ユーザー獲得を考える事業者にとって、App Store内でアプリを探す人へ接点を持てることが特徴です。Appleは検索タブの説明で「App Storeユーザーの70パーセントが、検索によってアプリを見つけています」と紹介しています。これは利用可能な全対象国・地域の2022年のApp Storeデータで、自社広告の成果を示す数字ではありません。出典:検索タブの公式ヘルプ。

日本は公式の対象国・地域に含まれます。公式ヘルプの掲載数は、Todayタブ・検索タブ・検索結果が91の国と地域、プロダクトページが中国本土を除く90の国と地域です。出典:広告プレースメントの対応範囲。媒体選びの全体像はWeb広告の種類と運用方法も参考にしてください。

広告が表示される4つのプレースメント

掲載面ごとに、ユーザーがアプリを探している段階が異なります。表の「向く目的」は、公式の掲載位置と導線を踏まえた運用上の提案です。

プレースメント

表示される場所

主な遷移先

向く目的

Todayタブ

App Storeを開いて最初に見る面

カスタムプロダクトページ

新機能や季節の企画の認知

検索タブ

「おすすめ」アプリリストの最上位

通常またはカスタムプロダクトページ

検索を始める前のユーザーへの訴求

検索結果

関連する検索結果の最上部や下部

通常またはカスタムプロダクトページ

アプリを探す意図に合わせた獲得

プロダクトページ

他アプリのページ最下部にある「その他のおすすめ」

自社アプリのプロダクトページ

アプリを比較・検討する人への訴求

プロダクトページ広告は、全カテゴリに配信するか、掲載するカテゴリを絞るか選べます。検索結果広告はキーワードと検索の関連性を使って表示されますが、Advancedでは最上部の枠だけを指定して入札することはできません。詳しくは検索結果広告の掲載条件を確認してください。検索と広告の基本的な関係はリスティング広告の仕組みと併せて読むと理解しやすくなります。

費用と課金の仕組み

AdvancedはCPT課金、検索結果は入札戦略を選べる

Advancedは、4つの掲載面すべてでタップ単価(CPT)による課金です。広告が表示されただけでは課金されず、ユーザーがタップしたときに費用が発生します。手動で入札する場合は、タップに支払える上限の「最大CPT」を設定し、いつでも変更できます。出典:課金方式の一覧、入札額の設定と調整。

検索結果では、手動の「入札額の管理」と、自動入札の「コンバージョンの最大化」を選べます。後者は目標CPAを設定し、検索マッチと自動入札でインストール獲得を目指す方式です。対応するのは検索結果のみで、目標CPAは成果単価の保証ではありません。自動入札を選んでも、Basicのインストール課金に変わるわけではありません。出典:コンバージョンの最大化。

日予算と最低出稿額を確認する

管理画面には1日の予算に関する提案が表示されます。ただし日予算は月を通じた日々の平均額であり、日によって設定額を超えることがあります。月額の上限は基本的に日予算に30.4を掛けた額で、月途中の変更や終了日の設定では扱いが変わります。出典:予算管理の公式ヘルプ。

最低出稿額は、確認した予算管理とBasicの公式ページには明記されていません(2026年10月25日時点)。予算は推奨値だけで決めず、自社で継続して検証できる支出額から考えましょう。他媒体と比べる際も、SNS広告の課金方式と費用の考え方を参考に、何に対して課金されるかをそろえて確認してください。

対象のデベロッパが初めて登録すると、100米ドルのクレジットが付与されます。App Store Connectのアカウント保持者で対象アプリを保有し、Apple Adsのトップレベルのアカウントをリンクするなどの条件があります。申し込み前に対象条件とクレジット利用規約を確認してください。

Apple Ads BasicとAdvancedの違い

Basicは検索結果の上部でアプリを宣伝する簡易版です。Appleは支払いを「設定した単価で、インストールされた分だけ」と説明しています。CPIは最大推奨額を採用するか自分で設定し、毎月の予算を決めます。広告は自動で作成され、長期契約は不要で、いつでも一時停止できます。出典:Apple Ads Basic。

比較項目

Basic

Advanced

掲載面

検索結果の上部のみ

App Store内の4つの掲載面

課金

インストール課金(CPI)

タップ課金(CPT)

予算

毎月の予算

1日の平均予算

主な設定

アプリ、地域、予算、最大CPI

掲載面、入札、キーワード、広告など

選ぶ目安

設定や日々の管理を簡素にしたい

検索語句や訴求を自社で検証したい

比較の根拠はBasicの公式説明とAdvancedの掲載面・機能一覧です。どちらを選ぶかは予算の大小だけでなく、改善に使える時間や、検索結果以外へ広げる予定から判断しましょう。

始め方とログイン先

Apple Adsのログイン先は、Advanced管理画面とBasic管理画面に分かれます。いずれもApple公式の案内に掲載されたURLです。

  1. App Storeで公開するアプリと、App Store Connectに関連付けられたApple Account、支払い方法を用意します。配信する国・地域と予算も先に決めましょう。

  2. Apple Accountでログインし、言語、アカウント名、国・地域、通貨、タイムゾーン、法人名などを登録します。規約への同意、税務情報と支払い方法の設定を進めます。

  3. Advancedで「キャンペーンを作成」を選び、アプリ、掲載面、配信する国・地域を指定します。キャンペーン名、日予算、配信期間を入力し、検索結果では入札戦略を選びます。

  4. 手動運用では広告グループ、最大CPT、検索マッチ、キーワードを設定します。広告を確認して作成し、配信開始後の実績を確認できる状態にしましょう。

手順はアカウント作成とキャンペーン作成に基づきます。通貨とタイムゾーンは後から変更できません。また、自動入札では広告グループが自動作成されます。開始前に社内確認が必要なら、将来の開始日時を設定するか、一時停止の状態で準備してください。

代理店へ依頼する場合は、広告費の請求先とアカウントの保有者を確認しましょう。自社への直接請求を希望する場合は、自社でアカウントを作成して代理店をユーザーとして招待する方法が、公式の代理店向け説明に示されています。

キーワードとターゲティングの考え方

検索マッチとマッチタイプを使い分ける

検索マッチ(Search Match)は、App Storeの掲載情報や類似アプリ、検索データを使い、関連する検索へ自動的に広告を合わせる機能です。手動運用ではオン・オフを選べますが、「コンバージョンの最大化」の自動広告グループでは必須です。出典:検索マッチの仕組み。

キーワードを自分で管理する場合は、アプリ名、機能、利用目的から候補を考えます。発見用の語句と、自社名を含む語句を分けると、目的に応じた評価がしやすくなります。Appleもキーワード管理のヘルプで、調査用やブランドなどのテーマ別に広告グループを分ける方法を紹介しています。

マッチタイプには、関連する語句まで対象を広げる部分一致と、指定語句に近い検索へ絞る完全一致があります。完全一致でも表記や語順などの近いバリエーションを含むため、文字列が同じ場合だけに配信されるとは限りません。追加済みのキーワードはマッチタイプを変更できず、停止して別のタイプで追加し直します。出典:マッチタイプの公式説明。

アプリの内容と合わない検索や、成果につながらない語句は除外キーワードで見直します。除外は完全一致が初期設定です。通常の完全一致と除外の一致条件には違いがあるため、除外したい検索語句と範囲を確かめてから設定しましょう。

広告と遷移先の訴求をそろえる

App Store Connectでカスタムプロダクトページを設定すると、検索結果広告のバリエーションを作成できます。広告と遷移先に同じテーマの素材を使えるため、キーワードで想定した用途がスクリーンショットでも伝わるか確認しましょう。出典:広告バリエーションの作成。

オーディエンスは、デバイスや地域、新規ユーザーなどの顧客タイプで調整できます。ただし条件を狭めると表示機会も減ります。まず提供地域や対応端末との整合性を確かめ、成果を見ながら絞り込むことを提案します。出典:オーディエンス設定。

成果の見方と改善の進め方

タップ率(TTR)は表示に対してタップされた割合、平均CPTはタップの平均費用です。平均CPAはインストール獲得の費用を見る指標で、タップスルーと合計を区別して確認します。出典:レポート指標の定義。事業として許容できる獲得費用を決める際は、CPAの計算方法と目標設定も参照してください。

管理画面では、タップ経由と広告閲覧経由のインストール、新規ダウンロードと再ダウンロードなどを分けて確認できます。新規獲得が目的なら、合計インストール数だけで判断せず、新規ダウンロード数も見ましょう。出典:確認できる実績指標。

改善では、表示されているのにタップされないなら検索語句と訴求、タップされてもインストールされないなら遷移先の説明や素材を見直します。変更する項目を絞り、期間や掲載面をそろえて比較すると、次に試す施策を判断しやすくなります。

システム連携では、Apple Ads Attribution APIで広告に関連するダウンロードと再ダウンロードを測定できます。キャンペーン管理用のApple Ads Platform APIは、キャンペーンやキーワードの管理、レポート取得に使います。役割を分けて導入を検討してください。出典:公式概要の「有用なAPI」、管理APIの説明。

ASOと広告は目的を分けて取り組む

ASO(アプリストア最適化)は、アプリ名やキーワード、説明、素材などを整え、自然検索からの発見とダウンロードを目指す取り組みです。広告枠への配信を管理するApple Adsと併せて、ストアページの分かりやすさも改善しましょう。広告で反応した用途をページの訴求に生かす場合も、アプリが実際に提供する価値に合う表現かを確認してください。出典:Apple公式のApp Store検索の説明。

CascadeでApple Search Adsを他の媒体と並べて運用する

広告運用AIエージェントCascadeでは、Google広告やMeta広告と同じ画面でApple Search Adsの実績を確認し、検索結果キャンペーンの作成とキーワード管理を行えます。対応範囲は外部連携のヘルプと広告を出稿するヘルプで確認できます。

広告出稿は Business プランの機能で、オーナー・管理者・編集者が利用できます。対象媒体の広告アカウントの連携が必要です。連携は[設定]>[外部連携]から媒体のアカウントでログインして許可します。連携の追加と解除はオーナーまたは管理者のみが行えます。

広告媒体は過去2年分までの日次実績を取り込むため、初回の取り込みには数時間かかることがあります。連携直後は、データの反映を待ってから確認しましょう。出典:外部連携の手順と注意点。

広告出稿の共通機能には、遷移先URLからAIが見出し・説明文・キーワード・キャンペーン名を下書きする機能と、下書きの保存・再開があります。出稿後もCascadeから編集・管理でき、成果分析で連携媒体の配信状況を横断して確認できます。詳しくは広告出稿の機能ページと出稿手順をご覧ください。管理方法を検討する際は、広告運用ツールの選び方も参考になります。

よくある質問

Q. Apple AdsとApple Search Adsは同じですか?

A. Apple Search Adsの現在の名称がApple Adsです。2025年4月14日の公式発表で、検索広告を超えたサービスの広がりを理由に改称が案内されています。

Q. Apple Search Adsはいくらから始められますか?

A. 確認した公式の予算説明には最低出稿額の明記がありません(2026年10月25日時点)。Advancedは日予算と入札戦略、Basicは月予算と最大CPIを確認して始めましょう。

Q. 日本でも利用できますか?

A. はい。日本は公式の提供対象です。配信対象の国と、アプリを提供している国が合っているかも確認してください。

Q. BasicとAdvancedはどちらを選ぶとよいですか?

A. 設定や運用を簡素にしたい場合はBasic、掲載面やキーワードを選んで検証したい場合はAdvancedを提案します。公式の紹介を確認し、担当者が改善に使える時間も含めて判断しましょう。

Q. Androidアプリにも広告を出せますか?

A. ここで扱うApp Store広告はAndroid向けの配信には対応しません。公式のデバイス設定では、対応するiPhoneやiPadなどのApple端末を対象としています。

まとめ

Apple Search Adsを検討するときは、現在のApple Adsの仕様で掲載面と課金方式を確認しましょう。BasicかAdvancedかを選んだら、配信するアプリ、獲得目的、予算を決め、検索語句と遷移先の訴求をそろえて準備します。開始後は費用と新規ダウンロードを確認しながら、キーワードや広告を見直してください。

Cascadeで、
マーケティングをもっと自由に

媒体を横断した効果測定も、日々の改善も、レポート作成も。
これまでバラバラだった広告運用を、Cascadeがひとつに繋げます。

ブログ記事

Apple Search Ads(Apple Ads)とは?費用・掲載面・始め方

目次

Apple Search Ads(Apple Ads)とは?費用・掲載面・始め方
Apple Search Ads(Apple Ads)とは?費用・掲載面・始め方

Apple Search Ads(現Apple Ads)のApp Store広告は、アプリを探している人に自社アプリを届ける手段です。運用の手間を抑えたい場合はBasic、キーワードや掲載面を選んで改善したい場合はAdvancedが選択肢になります。まず、インストール課金とタップ課金の違いを押さえましょう。両者の概要はApple公式のBasic紹介ページで確認できます。

以下では、名称変更、広告が出る場所、費用と予算の考え方、ログインから配信開始までを整理します。検索語句や広告の改善、成果指標の読み方、他媒体と一緒に管理する方法まで、自社のアプリと運用体制に照らして判断できる内容にまとめました。

Apple Search Ads(Apple Ads)とは

Appleは2025年4月14日、Apple Search AdsをApple Adsへ改称すると発表しました。理由は、広告サービスが検索広告の範囲を超えて成長したためです。旧称の頭文字を取ったASAという呼び方も含め、本記事ではApp Storeのアプリ広告を扱います。出典:Appleの名称変更発表。

iOSアプリの新規ユーザー獲得を考える事業者にとって、App Store内でアプリを探す人へ接点を持てることが特徴です。Appleは検索タブの説明で「App Storeユーザーの70パーセントが、検索によってアプリを見つけています」と紹介しています。これは利用可能な全対象国・地域の2022年のApp Storeデータで、自社広告の成果を示す数字ではありません。出典:検索タブの公式ヘルプ。

日本は公式の対象国・地域に含まれます。公式ヘルプの掲載数は、Todayタブ・検索タブ・検索結果が91の国と地域、プロダクトページが中国本土を除く90の国と地域です。出典:広告プレースメントの対応範囲。媒体選びの全体像はWeb広告の種類と運用方法も参考にしてください。

広告が表示される4つのプレースメント

掲載面ごとに、ユーザーがアプリを探している段階が異なります。表の「向く目的」は、公式の掲載位置と導線を踏まえた運用上の提案です。

プレースメント

表示される場所

主な遷移先

向く目的

Todayタブ

App Storeを開いて最初に見る面

カスタムプロダクトページ

新機能や季節の企画の認知

検索タブ

「おすすめ」アプリリストの最上位

通常またはカスタムプロダクトページ

検索を始める前のユーザーへの訴求

検索結果

関連する検索結果の最上部や下部

通常またはカスタムプロダクトページ

アプリを探す意図に合わせた獲得

プロダクトページ

他アプリのページ最下部にある「その他のおすすめ」

自社アプリのプロダクトページ

アプリを比較・検討する人への訴求

プロダクトページ広告は、全カテゴリに配信するか、掲載するカテゴリを絞るか選べます。検索結果広告はキーワードと検索の関連性を使って表示されますが、Advancedでは最上部の枠だけを指定して入札することはできません。詳しくは検索結果広告の掲載条件を確認してください。検索と広告の基本的な関係はリスティング広告の仕組みと併せて読むと理解しやすくなります。

費用と課金の仕組み

AdvancedはCPT課金、検索結果は入札戦略を選べる

Advancedは、4つの掲載面すべてでタップ単価(CPT)による課金です。広告が表示されただけでは課金されず、ユーザーがタップしたときに費用が発生します。手動で入札する場合は、タップに支払える上限の「最大CPT」を設定し、いつでも変更できます。出典:課金方式の一覧、入札額の設定と調整。

検索結果では、手動の「入札額の管理」と、自動入札の「コンバージョンの最大化」を選べます。後者は目標CPAを設定し、検索マッチと自動入札でインストール獲得を目指す方式です。対応するのは検索結果のみで、目標CPAは成果単価の保証ではありません。自動入札を選んでも、Basicのインストール課金に変わるわけではありません。出典:コンバージョンの最大化。

日予算と最低出稿額を確認する

管理画面には1日の予算に関する提案が表示されます。ただし日予算は月を通じた日々の平均額であり、日によって設定額を超えることがあります。月額の上限は基本的に日予算に30.4を掛けた額で、月途中の変更や終了日の設定では扱いが変わります。出典:予算管理の公式ヘルプ。

最低出稿額は、確認した予算管理とBasicの公式ページには明記されていません(2026年10月25日時点)。予算は推奨値だけで決めず、自社で継続して検証できる支出額から考えましょう。他媒体と比べる際も、SNS広告の課金方式と費用の考え方を参考に、何に対して課金されるかをそろえて確認してください。

対象のデベロッパが初めて登録すると、100米ドルのクレジットが付与されます。App Store Connectのアカウント保持者で対象アプリを保有し、Apple Adsのトップレベルのアカウントをリンクするなどの条件があります。申し込み前に対象条件とクレジット利用規約を確認してください。

Apple Ads BasicとAdvancedの違い

Basicは検索結果の上部でアプリを宣伝する簡易版です。Appleは支払いを「設定した単価で、インストールされた分だけ」と説明しています。CPIは最大推奨額を採用するか自分で設定し、毎月の予算を決めます。広告は自動で作成され、長期契約は不要で、いつでも一時停止できます。出典:Apple Ads Basic。

比較項目

Basic

Advanced

掲載面

検索結果の上部のみ

App Store内の4つの掲載面

課金

インストール課金(CPI)

タップ課金(CPT)

予算

毎月の予算

1日の平均予算

主な設定

アプリ、地域、予算、最大CPI

掲載面、入札、キーワード、広告など

選ぶ目安

設定や日々の管理を簡素にしたい

検索語句や訴求を自社で検証したい

比較の根拠はBasicの公式説明とAdvancedの掲載面・機能一覧です。どちらを選ぶかは予算の大小だけでなく、改善に使える時間や、検索結果以外へ広げる予定から判断しましょう。

始め方とログイン先

Apple Adsのログイン先は、Advanced管理画面とBasic管理画面に分かれます。いずれもApple公式の案内に掲載されたURLです。

  1. App Storeで公開するアプリと、App Store Connectに関連付けられたApple Account、支払い方法を用意します。配信する国・地域と予算も先に決めましょう。

  2. Apple Accountでログインし、言語、アカウント名、国・地域、通貨、タイムゾーン、法人名などを登録します。規約への同意、税務情報と支払い方法の設定を進めます。

  3. Advancedで「キャンペーンを作成」を選び、アプリ、掲載面、配信する国・地域を指定します。キャンペーン名、日予算、配信期間を入力し、検索結果では入札戦略を選びます。

  4. 手動運用では広告グループ、最大CPT、検索マッチ、キーワードを設定します。広告を確認して作成し、配信開始後の実績を確認できる状態にしましょう。

手順はアカウント作成とキャンペーン作成に基づきます。通貨とタイムゾーンは後から変更できません。また、自動入札では広告グループが自動作成されます。開始前に社内確認が必要なら、将来の開始日時を設定するか、一時停止の状態で準備してください。

代理店へ依頼する場合は、広告費の請求先とアカウントの保有者を確認しましょう。自社への直接請求を希望する場合は、自社でアカウントを作成して代理店をユーザーとして招待する方法が、公式の代理店向け説明に示されています。

キーワードとターゲティングの考え方

検索マッチとマッチタイプを使い分ける

検索マッチ(Search Match)は、App Storeの掲載情報や類似アプリ、検索データを使い、関連する検索へ自動的に広告を合わせる機能です。手動運用ではオン・オフを選べますが、「コンバージョンの最大化」の自動広告グループでは必須です。出典:検索マッチの仕組み。

キーワードを自分で管理する場合は、アプリ名、機能、利用目的から候補を考えます。発見用の語句と、自社名を含む語句を分けると、目的に応じた評価がしやすくなります。Appleもキーワード管理のヘルプで、調査用やブランドなどのテーマ別に広告グループを分ける方法を紹介しています。

マッチタイプには、関連する語句まで対象を広げる部分一致と、指定語句に近い検索へ絞る完全一致があります。完全一致でも表記や語順などの近いバリエーションを含むため、文字列が同じ場合だけに配信されるとは限りません。追加済みのキーワードはマッチタイプを変更できず、停止して別のタイプで追加し直します。出典:マッチタイプの公式説明。

アプリの内容と合わない検索や、成果につながらない語句は除外キーワードで見直します。除外は完全一致が初期設定です。通常の完全一致と除外の一致条件には違いがあるため、除外したい検索語句と範囲を確かめてから設定しましょう。

広告と遷移先の訴求をそろえる

App Store Connectでカスタムプロダクトページを設定すると、検索結果広告のバリエーションを作成できます。広告と遷移先に同じテーマの素材を使えるため、キーワードで想定した用途がスクリーンショットでも伝わるか確認しましょう。出典:広告バリエーションの作成。

オーディエンスは、デバイスや地域、新規ユーザーなどの顧客タイプで調整できます。ただし条件を狭めると表示機会も減ります。まず提供地域や対応端末との整合性を確かめ、成果を見ながら絞り込むことを提案します。出典:オーディエンス設定。

成果の見方と改善の進め方

タップ率(TTR)は表示に対してタップされた割合、平均CPTはタップの平均費用です。平均CPAはインストール獲得の費用を見る指標で、タップスルーと合計を区別して確認します。出典:レポート指標の定義。事業として許容できる獲得費用を決める際は、CPAの計算方法と目標設定も参照してください。

管理画面では、タップ経由と広告閲覧経由のインストール、新規ダウンロードと再ダウンロードなどを分けて確認できます。新規獲得が目的なら、合計インストール数だけで判断せず、新規ダウンロード数も見ましょう。出典:確認できる実績指標。

改善では、表示されているのにタップされないなら検索語句と訴求、タップされてもインストールされないなら遷移先の説明や素材を見直します。変更する項目を絞り、期間や掲載面をそろえて比較すると、次に試す施策を判断しやすくなります。

システム連携では、Apple Ads Attribution APIで広告に関連するダウンロードと再ダウンロードを測定できます。キャンペーン管理用のApple Ads Platform APIは、キャンペーンやキーワードの管理、レポート取得に使います。役割を分けて導入を検討してください。出典:公式概要の「有用なAPI」、管理APIの説明。

ASOと広告は目的を分けて取り組む

ASO(アプリストア最適化)は、アプリ名やキーワード、説明、素材などを整え、自然検索からの発見とダウンロードを目指す取り組みです。広告枠への配信を管理するApple Adsと併せて、ストアページの分かりやすさも改善しましょう。広告で反応した用途をページの訴求に生かす場合も、アプリが実際に提供する価値に合う表現かを確認してください。出典:Apple公式のApp Store検索の説明。

CascadeでApple Search Adsを他の媒体と並べて運用する

広告運用AIエージェントCascadeでは、Google広告やMeta広告と同じ画面でApple Search Adsの実績を確認し、検索結果キャンペーンの作成とキーワード管理を行えます。対応範囲は外部連携のヘルプと広告を出稿するヘルプで確認できます。

広告出稿は Business プランの機能で、オーナー・管理者・編集者が利用できます。対象媒体の広告アカウントの連携が必要です。連携は[設定]>[外部連携]から媒体のアカウントでログインして許可します。連携の追加と解除はオーナーまたは管理者のみが行えます。

広告媒体は過去2年分までの日次実績を取り込むため、初回の取り込みには数時間かかることがあります。連携直後は、データの反映を待ってから確認しましょう。出典:外部連携の手順と注意点。

広告出稿の共通機能には、遷移先URLからAIが見出し・説明文・キーワード・キャンペーン名を下書きする機能と、下書きの保存・再開があります。出稿後もCascadeから編集・管理でき、成果分析で連携媒体の配信状況を横断して確認できます。詳しくは広告出稿の機能ページと出稿手順をご覧ください。管理方法を検討する際は、広告運用ツールの選び方も参考になります。

よくある質問

Q. Apple AdsとApple Search Adsは同じですか?

A. Apple Search Adsの現在の名称がApple Adsです。2025年4月14日の公式発表で、検索広告を超えたサービスの広がりを理由に改称が案内されています。

Q. Apple Search Adsはいくらから始められますか?

A. 確認した公式の予算説明には最低出稿額の明記がありません(2026年10月25日時点)。Advancedは日予算と入札戦略、Basicは月予算と最大CPIを確認して始めましょう。

Q. 日本でも利用できますか?

A. はい。日本は公式の提供対象です。配信対象の国と、アプリを提供している国が合っているかも確認してください。

Q. BasicとAdvancedはどちらを選ぶとよいですか?

A. 設定や運用を簡素にしたい場合はBasic、掲載面やキーワードを選んで検証したい場合はAdvancedを提案します。公式の紹介を確認し、担当者が改善に使える時間も含めて判断しましょう。

Q. Androidアプリにも広告を出せますか?

A. ここで扱うApp Store広告はAndroid向けの配信には対応しません。公式のデバイス設定では、対応するiPhoneやiPadなどのApple端末を対象としています。

まとめ

Apple Search Adsを検討するときは、現在のApple Adsの仕様で掲載面と課金方式を確認しましょう。BasicかAdvancedかを選んだら、配信するアプリ、獲得目的、予算を決め、検索語句と遷移先の訴求をそろえて準備します。開始後は費用と新規ダウンロードを確認しながら、キーワードや広告を見直してください。

Cascadeで、
マーケティングをもっと自由に

媒体を横断した効果測定も、日々の改善も、レポート作成も。これまでバラバラだった広告運用を、Cascadeがひとつに繋げます。

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